【投資用不動産】ロフト付きワンルーム物件の経営について

“ロフト”とは、天井を高くして部屋の一部を2層式にした、上部空間を指します。

ワンルーム物件では、ロフト付きのものも多く見られますが、果たしてこのような物件にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

また、ロフト付きワンルーム物件の経営を成功させるために、オーナーはどのような工夫をすべきなのでしょうか?

この記事は約5分で読めます。

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ロフト付きワンルーム物件のメリット

まずは、入居者から見たロフト付きワンルーム物件のメリットを知っておきましょう。

具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 部屋を広く使える
  • 開放感がある
  • 物を隠せる

部屋を広く使える

ロフトが付いていれば、ワンルーム物件であっても部屋を広く使えます。

例えば、キッチン、ユニットバス、6畳程度の生活スペースがある部屋の場合、使用できる面積は15~20㎡程度です。

一方、そこにロフトが加わると、あと5㎡程度は確保できるため、入居者にとっては非常に使い勝手が良くなります。

開放感がある

冒頭で触れたように、ロフト付きワンルーム物件は、部屋の一部が2層式になっています。

よって、通常のワンルーム物件よりも天井が高く、その分開放感もあります。

具体的には、一般的はワンルーム物件の天井高が2.2~2.4m程度であるのに対し、ロフト付きワンルーム物件は2.8~3mほどになることもあります。

物を隠せる

家族や友人等が良く訪れる方にとっても、ロフトはとても便利なスペースとなります。

なぜなら、見られたくないものがある場合や、部屋が散らかっている場合などに、それらを一旦ロフトに隠すことができるからです。

一般的なワンルーム物件は、それほど収納スペースが充実していないことが多いため、これはロフト付きならではのメリットと言えるでしょう。

ロフト付きワンルーム物件のデメリット

続いては、入居者から見たロフト付きワンルーム物件のデメリットを見てみましょう。

具体的には以下の通りです。

  • ハシゴがスペースを取る
  • エアコンの効率が悪い
  • 最上階はロフト部分が暑くなる

ハシゴがスペースを取る

ロフトの昇降には、必ずハシゴが必要になります。

しかし、これは生活スペースに設置しなければいけないため、室内の下部における使用可能な部分が狭くなるおそれがあります。

エアコンの効率が悪い

ロフト付きワンルーム物件の場合、エアコンや窓の位置によっては、ロフト部分に空調が行き届かず、暑くなることがあります。

また、単純に通常のワンルーム物件よりも広い空間となるため、部屋全体のエアコンにおける効率は、どうしても多少悪くなってしまいます。

最上階はロフト部分が暑くなる

投資用不動産の最上階にあるロフト付きワンルーム物件は、ロフト部分と建物の屋根が非常に近いです。

よって、外気の影響を受けやすくなり、夏場はかなり暑くなることが予想されます。

オーナーにとってのロフト付きワンルーム物件のメリット

では、投資用不動産のオーナーにとって、ロフト付きワンルーム物件を経営することにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

やはりもっとも大きなメリットは、“同じ広さの物件より賃料を高く設定できる”という点でしょう。

例えば、ロフトなしで賃料45,000円のワンルーム物件と、ロフトありで賃料50,000円のワンルーム物件を比較すると、当然ロフト付きが5,000円割高になります。

しかし、入居者からすれば、“5,000円で1部屋増やせる”ということになるため、決して悪い条件ではありません。

つまり、ロフト付きワンルーム物件で不動産投資をすることで、収益率を高められる可能性があるということです。

ロフト付きワンルーム物件の経営を成功させる工夫

ロフト付きワンルーム物件を経営する場合、オーナーは他にも設備を導入しておくべきです。

そうすることで、さらに入居者の食いつきが良くなる可能性があるからです。

具体的には、以下の設備の導入を検討しましょう。

  • 室内干し設備
  • 強力なエアコン

室内干し設備

何度も言うように、ロフト付きワンルーム物件は天井が高いです。

そのため、ロフト部分から手が届く範囲に室内干し設備を設置すれば、生活の邪魔にならない位置で洗濯物を干すことができます。

具体的には、天井から金具を吊り下げ、竿を差し込めるタイプのものを設置しましょう。

このタイプであれば、入居者は使用しないとき、自由に竿、金具ともに取り外すことができます。

強力なエアコン

先ほども触れたように、ロフト付きワンルーム物件は、少しエアコンの効率が悪い傾向にあります。

また、夏場のロフト部分は暑くなりやすく、生活スペースとして使用するのは厳しくなることも考えられます。

そのため、オーナーはなるべく強力なエアコンを設置しましょう。

例えば、6畳の部屋に2畳のロフトがある場合、6畳タイプのエアコンではなく、12畳タイプなどを設置することをおすすめします。

こうすることで、ロフトのデメリットを1つ解消できる可能性があります。

ちなみに、エアコンとあわせて天井にシーリングファンを取り付けたり、壁面にサーキュレーターを設置したりすることも有効です。

ハシゴにも工夫しよう

ロフト付きワンルーム物件のハシゴは、できるだけ踏面に広めの幅を持たせるようにしましょう。

そうすれば、入居者が足を踏み外す危険性は少なくなります。

また、ハシゴが邪魔になり、その下に物を置くことができないという問題は、ハシゴを階段に変えることで解決できます。

具体的には、横が空洞になっている階段をロフトの下に設置し、空洞部分を収納スペースとして使用してもらうという方法です。

もちろん、この階段は建築会社あるいはインテリア会社などに製作してもらうことになるため、コストはそれなりかかりますが、導入を検討する余地はあるでしょう。

今回の記事のポイントを整理!

今回の記事のポイントは以下になります。

  • ロフト付きワンルーム物件は開放感があり、部屋を広く使える
  • ロフト付きワンルーム物件はエアコンの効率が悪く、ロフト部分が暑くなりやすい
  • 通常のワンルーム物件と比べて、ロフト付きワンルーム物件の方が賃料を高めに設定できる
  • 室内干し設備や強力なエアコン、便利なハシゴや階段を設置すれば、需要アップが見込める

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!

 

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