【投資用不動産】賃料値下げの前に実践すべき空室対策

家賃・賃料

空室の増加に苦しむ投資用不動産のオーナーは、“賃料値下げ”という苦肉の策を一度は考えたことがあるでしょう。

しかし、賃料を一度値下げすると簡単には戻せないため、まずは別の方法で空室対策をする必要があります。

ここからは、具体的にどのような対策を取るべきなのかについて解説します。

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賃料値下げの前に実践したい11の対策

賃料の値下げは、いろいろな対策を取った結果、それでも効果が出ない場合の最終手段です。

よって、オーナーはまず、以下の対策から実践していきましょう。

  1. 物件の見た目を綺麗にする
  2. お得感を演出する
  3. 無料インターネットを採り入れる
  4. ペット可にする
  5. 楽器演奏可にする
  6. ルームシェアに対応する
  7. リノベーションを施す
  8. 外国人入居者を受け入れる
  9. 賃料以外の費用を値下げする
  10. 特典を用意する
  11. 管理会社を変える

物件の見た目を綺麗にする

なかなか空室が埋まらない場合は、まず投資用不動産の見た目を綺麗にすることから始めましょう。

どれだけ入居条件や立地が魅力的であっても、サビや汚れ、クラックなどが目立つ物件は、内見時に候補から外されやすくなります。

もちろん、建物の外部や共用部分だけでなく、室内のクロス張り替えなども行うことをおすすめします。

お得感を演出する

お得感の演出も、投資用不動産の空室対策としては効果的です。
これは、具体的には“フリーレント”のことを指しています。
フリーレントは、入居から1~3ヶ月程度の賃料をタダにするという契約形態であり、学生等をターゲットにする投資用不動産では、特に効果的な対策となります。

無料インターネットを採り入れる

賃料値下げの前に実践したい空室対策には、無料インターネットの導入も挙げられます。

これを採り入れることで、入居者のネット契約の手間を削減できますし、入居日からすぐにネットが使える環境を整えることができます。

また、ここ最近は新型コロナウイルスの影響により、在宅勤務を行う方も増加しているため、無料インターネットに魅力を感じてくれる方は多いでしょう。

ペット可にする

なかなか空室が埋まらない投資用不動産のオーナーは、ペット可物件にすることも検討しましょう。

投資用不動産では、基本的にペットの飼育が禁止されています。

これは、部屋の中にキズや汚れがついたり、鳴き声等でのトラブルが発生したりすることを避けたいオーナーが多いからです。

ただ、ペットOKの物件が少ないということは、言い換えれば“ライバル物件が少ない”ということになります。

そのため、現状を打破したいオーナーは、思い切って採り入れてみても良いかもしれません。

楽器演奏可にする

空室が埋まらない投資用不動産のオーナーは、楽器演奏可物件にすることも考えて良いでしょう。

これは、音楽系の専門学校が近いエリアなどでは、特に有効な対策と言えるでしょう。

具体的には、全室で楽器演奏を許可し、楽器の音が聞こえることに同意できる入居者のみを募集するという方法です。

こうすれば、「楽器の音がうるさい!」というクレームが出る心配もなくなります。

もちろん、防音壁にするなど、周辺の建物への配慮はしなければいけませんが、決して悪いアイデアではないと思います。

ルームシェアに対応する

ファミリー世帯向けの広い投資用不動産を貸し出すオーナーは、ルームシェア物件としても貸し出すことをおすすめします。

この方法であれば、ファミリー世帯だけでなく、あまりお金に余裕がない学生などもターゲットにすることができます。

リノベーションを施す

リノベーションとは、投資用不動産に新たな機能や設備を付け加えるための工事をいいます。

例えば、以下のような工事です。

  • 間取りの変更
  • 水回りの配管移動
  • 浴室乾燥機の設置
  • 免震工事 など

もちろん、実施するためにはコストがかかりますが、ずっと入居者が集まらない状況が続くよりも、多少費用を費やしてでも空室を埋め、後々投資分を回収する方がポジティブだと言えます。

外国人入居者を受け入れる

投資用不動産の空室に悩むオーナーは、外国人入居日の受け入れも視野に入れてみましょう。

ここ数年、日本における外国人労働者の数は著しく増加しています。

オーナーの中には、言語や文化の違いによるトラブルを危惧し、外国人入居者を敬遠している方もいるかもしれませんが、この層を受け入れることができれば、投資用不動産のニーズはかなり上昇します。

賃料以外の費用を値下げする

賃料を下げなければいけないほど追い込まれているのであれば、まずは他の費用の値下げを行いましょう。

具体的には、敷金・礼金の値下げです。

賃料は、その入居者がいる限り、毎月受け取れる費用であるため、長いスパンで見ると、少しの値下げでも大きな収入源に繋がります。

一方、敷金・礼金の受け取りは入居時のみであるため、ここを値下げするだけなら、オーナーの経済的なダメージは最低限で済みます。

特典を用意する

空室に悩むオーナーは、入居者に向けて特典を用意することも検討しましょう。

これは、入居者に対して「入居してくれてありがとう」という気持ちを伝えるためのものです。

具体的には、以下のような特典の用意をおすすめします。

  • 家具や家電を1つプレゼント
  • クオカードやギフトカードをプレゼント
  • シャンプーや洗剤などの消耗品をプレゼント
  • お米、食用油などの食品をプレゼント など

管理会社を変える

空室が埋まらなかったり、増加したりしている場合、管理業務を代行している管理会社に何かしらの問題があるかもしれません。

例えば、宣伝活動がおろそかであったり、入居者の要望やクレームに迅速に対応してくれなかったりする場合は、思い切って管理会社を変更してみましょう。

不動産投資の途中で管理会社を変更することは、決してルール違反ではありません。

今回の記事のポイントは以下になります。

今回の記事のポイントは以下になります。

  • コロナ禍の今、賃貸物件における無料インターネットの導入は必須
  • ペット可、楽器演奏可物件は数が少なく、ライバルも少ない
  • ルームシェア物件として貸し出せば、ターゲットの幅が広がる
  • 外国人入居者を受け入れるだけで、賃貸物件の需要は一気に上がる
  • 空室の状況によっては管理会社の変更も検討すべき

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!

 

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