これから不動産投資を始める方の中には、単身者にターゲットを絞ろうとしている方もいるでしょう。
このようなケースでは、単身者向けの間取り、設備が整っている物件を選ぶのはもちろん、単身者にとって魅力的な周辺施設があるかどうかもチェックしなければいけません。
今回は、単身者受けが良い施設について解説します。
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単身者向けが良い施設7選
単身者向けの投資用不動産を購入する際は、以下の施設が周辺にあるかどうかを確認しましょう。
- コンビニエンスストア
- ドラッグストア
- 24時間営業のスーパー
- 商店街
- 惣菜店
- カフェ
- クリーニング店
コンビニエンスストア
単身者向けの投資用不動産を購入するのであれば、必ずコンビニが周辺にあるかどうかチェックしてください。
コンビニには弁当や総菜だけでなく、生鮮食品や冷凍食品、Tシャツや下着といった日用品も販売されています。
また、ATMが設置されていたり、公共料金を支払うことができたりと、非常に利便性に富んでいます。
特に、学生は“コンビニが近くにあるかどうか”を物件選びの基準としていることも多いため、欠かさずにチェックしなければいけません。
ドラッグストア
単身者向けの投資用不動産を購入する際には、近くにドラッグストアがあるかどうかもチェックすべきです。
最近のドラッグストアは、薬だけでなく、食料品や日用品も数多く販売されています。
また、それらはコンビニよりも安く販売されているケースが多いため、単身者の方にとっては非常に魅力的です。
ちなみに、コンビニでも医薬品が販売されているケースはありますが、第1類医薬品は購入時、薬剤師から情報提供を受けなければ購入できません。
そう考えると、薬剤師のいるドラッグストアには、コンビニよりも便利な一面があると言えます。
24時間営業のスーパー
単身者向けの投資用不動産を購入する場合、コンビニだけでなく、スーパーも周辺にあるかどうかチェックしておきましょう。
できれば、24時間営業のスーパーがあることが望ましいです。
スーパーはコンビニよりも店舗規模が大きいケースが多く、生鮮食品などの取り扱いも豊富です。
また、タイムセールが実施されていることも多いため、節約したい学生などの単身者にとっては、非常に魅力的な施設だと言えるでしょう。
ちなみに、こちらはコンビニにも言えることですが、物件のすぐ近くに24時間営業のスーパーがあることにより、ある程度夜間における治安は維持されることが期待できます。
商店街
最近は少しずつ減少傾向にありますが、単身者をターゲットに投資用不動産を購入するのであれば、商店街が近くにあるかどうかもチェックしておきましょう。
商店街には、精肉店や青果店といった専門店が軒を連ねています。
よって、品揃えはコンビニやスーパーより豊富なケースが多いです。
また、商店街の最大の特徴といえば、なんといっても活気や人情に溢れているところです。
単身者の方の中には、1人で生活することに寂しさや不安を覚える方もいるかと思うので、商店街が近くにあるということはアピールポイントの1つになります。
惣菜店
単身者の方は、当然仕事や学業をこなしながら、炊事や洗濯、掃除などもすべて1人でこなさなければいけません。
当然と言えば当然ですが、なかなか自宅にいる時間が作れないという方の中には、「なるべく炊事の負担を減らしたい」という方もいるでしょう。
しかし、毎日毎日外食していると、出費はかさんでしまいます。
このような方にアピールするため、投資用不動産を購入する際は、近くに惣菜店がある物件を選びましょう。
惣菜店は、本格的な惣菜がコンビニやスーパーよりお買い得な価格で販売されていることが多く、惣菜だけの購入であれば、外食などと比べて費用はかかりません。
カフェ
単身者の学生の中には、自宅で勉強を行う方も当然います。
また、近年は働き方改革、コロナ禍の影響により、会社員の方が自宅で仕事をするケースも増加しています。
しかし、自宅には誘惑が多く、なかなか勉強や仕事に身が入らないという方もいるでしょう。
そのような単身者の方に受けが良い施設としては、カフェが挙げられます。
近所にオシャレで静かなカフェがあれば、勉強や仕事に打ち込みたいときに利用できます。
もちろん、そこで食事を済ますこともできるため、投資用不動産の購入時には、周辺にあるかどうか必ずチェックしましょう。
クリーニング店
単身者の男性にとって、物件のすぐ近くにクリーニング店があることは重要です。
特に、毎日スーツを着て仕事をする方にとっては、急な洗濯が必要になった場合に、クリーニング店があると非常に助かります。
よって、不動産投資を始める方は、投資用不動産の購入時、必ず近くにあるかどうか確認してください。
ちなみに、洗濯関連の施設でいうと、コインランドリーも単身者の方にアピールできる施設の1つです。
特に、室内洗濯機置き場がない投資用不動産を購入する場合、コインランドリーは必須です。
単身者向け物件購入時に避けるべき周辺施設
単身者向け物件を購入する場合、以下のような騒音を発する施設がある立地は避けるようにしましょう。
- 公園
- 幼稚園、小学校
- 物流工場 など
単身者の方の中には、夜間中心の生活サイクルを送っている方もいるため、日中の騒音が激しいと施設は敬遠される可能性があります。
また、女性の単身者もターゲットに含む場合は、防犯上の問題から、以下のような施設が近い物件も避けるようにしましょう。
- 風俗店
- パチンコ店 など
ちなみに、女性の単身者のみをターゲットに投資用不動産を購入するのであれば、周辺施設だけでなく、物件そのものの防犯性も加味する必要があります。
具体的には、オートロックやダブルロック、内廊下などの条件を満たした物件を購入しましょう。
今回の記事のポイントを整理!
今回の記事のポイントは以下になります。
- 単身者向け物件を購入する場合、周辺にコンビニやドラッグストア、スーパーがあることは必須条件
- 商店街や惣菜店も単身者の方のニーズが高い
- 勉強や仕事に集中できるカフェが近くにあるかどうかもチェックすべき
- 騒音が大きい施設、治安の悪化が懸念される施設が近くにある物件は、購入を避けるべき
以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!