【投資用不動産】物件の内見時に絶対に見ておくべきポイントとは?

投資用不動産の購入時には、当然買主自らが内見を行います。

ただ、初めて不動産投資を行う方の中には、「どこをチェックすれば良いかわからない…」という方もいるでしょう。

ここからはそんな方々に向けて、投資用不動産の内見時に必ず見ておきたいポイントを詳しく解説したいと思います。

この記事は約5分で読めます。

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内見時に見ておきたいポイントは“建物”と“周辺環境”

投資用不動産の内見では、主に“建物”“周辺環境”という2つの視点からチェックを行います。

今回は、中古の区分物件を購入する際の内見を想定して話を進めていきますので、どうか最後までお付き合いください。

見ておきたい建物のポイント

まずは、建物自体のチェックポイントから見ていきましょう。

具体的には、以下の点が挙げられます。

  • 基礎
  • エントランス
  • エレベーター
  • ゴミ置き場
  • 廊下
  • 部屋の傾き
  • 水回り
  • 住人
  • 騒音

基礎

投資用不動産の基礎部分には、地震や気温変化の影響により、クラックが発生していることがあります。

クラックの程度がひどい場合は、購入後に多額の修繕費用がかかることも考えられるため、内見時には必ず確認しておかなければいけません。

エントランス

エントランスにゴミやチラシ、ホコリなどが落ちていないかどうかも、内見時にはチェックしておきましょう。

もし、汚れが目立つ場合、入居者の属性があまり良くなかったり、管理会社の仕事が雑であったりする可能性があります。

エレベーター

エレベーターの動きに異常がないかどうかも、内見時には確認しておくべきです。

具体的には、以下の点をクリアしているかどうかのチェックです。

  • 停止時、上下に揺れないかどうか
  • 乗降時、エレベーターの床と建物の床に段差がないかどうか
  • 乗降速度が遅すぎないかどうか

ゴミ置き場

ゴミ置き場をチェックすれば、入居者がきちんとルールを守っているか、害虫や害獣が出にくいかどうかがある程度わかります。

ゴミの分別がされておらず、なおかつ散らかっている場合は、ルールが守られていない可能性が高いだけでなく、ゴキブリやネズミなども発生しやすくなるため、注意しましょう。

廊下

廊下の幅が狭いと、今後募集する入居者に良いイメージを与えられない可能性があります。

また、廊下の天井が低い場合は、部屋の天井も同様に低く、開放感がないと判断できます。

部屋の傾き

区分物件の室内を内見する際には、必ず部屋の傾きについてもチェックしておきましょう。

定番ではありますが、ビー玉などを室内で転がせば、どれくらい傾いているかがすぐにわかります。

水回り

水回りに関しては、目で見るだけではわからない部分が多くあります。

例えば、水圧やシンク下の水漏れの有無をチェックする場合は、実際蛇口をひねってから確認しましょう。

また、建物内の別の部屋において、最近水回りの修繕が行われている場合、購入しようとする部屋も近々工事をしなければいけない可能性があります。

そのため、修繕履歴に関しては、不動産会社に確認しておきましょう。

住人

中古の区分物件の場合、当然すでに住人が何人か住んでいることもあります。

内見の際、どのような属性の方が多く住んでいるのかをチェックすることで、入居者募集時のターゲットを絞りやすくなります。

騒音

購入しようとする部屋の中では、上下左右からどれくらい音が聞こえるかもチェックしましょう。

特に、築年数が古く、価格も安い中古物件の場合は、騒音がネックになっている可能性があります。

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見ておきたい周辺環境のポイント

続いては、周辺環境のチェックポイントを見ていきます。

具体的には以下の通りです。

  • 駅からの距離
  • 避難場所の有無
  • ショッピング施設の有無
  • ニオイ、音
  • 災害リスク

駅からの距離

周辺環境で真っ先にチェックすべきなのは、やはり最寄り駅から購入する投資用不動産までの距離です。

買主の方が実際に歩き、広告に掲載されている情報との差異がないかどうか確認しましょう。

また、その際には周辺にある建物などについても併せてチェックします。

避難場所の有無

公園や学校など、すぐ近くに災害時の避難場所として使用される施設があれば、今後訪れる入居希望者に安心感を与えることができます。

ショッピング施設の有無

投資用不動産の周辺にあって便利な施設といえば、なんといってもショッピング施設が挙げられます。

スーパーやコンビニなどのショッピング施設は、単身者であろうがファミリー世帯であろうが必要不可欠なものであるため、必ずその有無は確認しておきましょう。

特に、24時間営業のスーパーや、あらゆる店舗が軒を連ねる商店街、商業施設などは、入居者にとって非常に魅力的です。

臭い、音

例えば、投資用不動産の近くに大きめの幹線道路や高速道路、線路などがある場合、排気ガスの臭いやエンジン音などが聞こえやすいことがあります。

これらの臭いや音は、入居者の入居期間を短くする原因となり得るため、実際に周辺を散策してチェックしておくことをおすすめします。

災害リスク

購入する投資用不動産の周辺が、地震の発生しやすいエリアではないか、洪水発生時に浸水してしまうエリアではないかなどは、必ずチェックしておきましょう。

これは、過去の災害データやハザードマップなどを見れば確認することができます。

その他のチェックポイント

投資用不動産を購入する際、上記の他にチェックすべきポイントには、“売却理由”が挙げられます。

前オーナーが物件を手放したことには、必ず何かしらの理由があります。

もちろん、「体力的に不動産投資を続けるのが難しくなった」というような理由であれば問題ありませんが、生活環境の悪さなどが原因の場合は、どれだけお買い得な物件でも購入するのを控えるべきです。

今回の記事のポイントを整理!

今回の記事のポイントは以下になります。

  • エントランスが汚れている物件は入居者の属性、管理会社の対応が良くない可能性がある
  • キッチンの水圧やシンク下の水漏れチェックは、実際水を出して行う
  • 駅から物件までの距離は実際に歩いて確認する
  • 避難場所の有無だけでなく、災害リスクについてもチェックする
  • 前オーナーの売却理由は必ず不動産会社に聞いておく

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!

 

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