現在、住宅ローンの借り換えも増えていることで、様々な銀行の住宅ローンを知りたいと思っている人は多いでしょう。
今回は、群馬県前橋市にある東和銀行の住宅ローンの特徴について、解説します。
どのような特徴があるのでしょうか?
この記事は約5分で読めます。
住宅ローンの金利のタイプは?
東和銀行で取り扱っている住宅ローンは、大きく分けて3種類あります。
基本的な住宅ローンと、全国保証(株)保障付の住宅ローン、フラット35という住宅金融支援機構が提供する住宅ローンです。
基本の住宅ローンは、2つの金利タイプから選ぶことができます。
ローンの種類 | 金利方式 | ローンの期間 | 金利 |
完済までず~っと楽々プラン | 固定金利選択型 | 3年 | 1.050% |
5年 | 1.150% | ||
7年 | 1.300% | ||
10年 | 1.400% | ||
変動金利型 | - | 0.615%~0.875% | |
最初にビッグな割引プラン | 固定金利選択型 | 3年 | 0.850% |
5年 | 0.900% | ||
10年 | 0.800%
(1.100%) |
金利のタイプは、「完済までず~っと楽々プラン」と「最初にビッグな割引プラン」の2種類です。
それぞれの特徴について、解説します。
「完済までず~っと楽々プラン」は、借り入れ当初から返済終了までの間、ずっと店頭表示金利から一定の金利が割引になるプランです。
固定金利と変動金利があって自由に選べるのですが、借り入れ当初に限っては変動金利しか選択できないこともあります。
その場合、一定期間が経過した後は固定金利に変更することができます。
また、金利の割引幅は期間を通して一定です。
現在であれば、1.850%の割引となっています。
ただし、変動金利に限っては東和銀行の基準を満たしていれば、それ以上に金利が下がることもあります。
「最初にビッグな割引プラン」は、借り入れ当初は固定金利です。
その期間だけ、金利が大幅に割り引かれます。
現在であれば、2.450%が割り引かれます。
その後は変動金利か固定金利を選択できるのですが、そこからは割引幅が小さくなります。
現在の割引幅は、1.000%と定められています。
一見すると、後者のプランのほうが割引率は大きいように見えるのですが、一定期間が経過した後は全社のプランのほうが割引率は高くなります。
具体的な違いについては、後述するシミュレーションで確認してみましょう。
参考までに、フラット35の金利についても表にまとめました。
こちらと比較して、どちらがいいのか考えてみましょう。
フラット35(融資率90%以内) | 固定金利型 | 返済期間20年以下 | 1.590% |
返済期間21年以上 | 1.660% | ||
フラット35(融資率100%以内) | 固定金利型 | 返済期間20年以下 | 1.850% |
返済期間20年以上 | 1.920% |
事前にシミュレーションできる?
金利などを聞いても、毎月の返済額などは具体的にわからない、という人も多いでしょう。
そういった方は、事前に返済シミュレーションをしてみるのがおすすめです。
東和銀行では、住宅ローン用のシミュレーションを用意しています。
借入可能額や毎月の返済額だけではなく、現在他行で借りているローンの借り換えについてもシミュレーションできます。
簡単な内容を入力するだけで、シミュレーションができるので、借り入れる前に一度試してみたほうがいいでしょう。
色々と確認してみることで、無理なく返済できるプランを知ることができるでしょう。
団体信用生命保険とは?
住宅ローンのプランとして、全国保証(株)の保障が付いたものもあります。
これには、いくつかの種類の団体信用生命保険がつけられているのです。
その種類について、解説します。
団体信用生命保険の種類
一般団体信用生命保険 | ローン契約者が、「死亡・高度障害状態」になったとき、ローン残債が完済される |
がん保障特約付団体信用生命保険 | ローン契約者が、「死亡・高度障害状態」か「所定の悪性新生物に罹患したと診断」されたとき、ローン残債が完済される |
三大疾病特約付団体信用生命保険・就業不能保障保険 | ローン契約者が、「死亡・高度障害状態」か「がん・脳卒中・心筋梗塞の三大疾病で所定の状態」になったとき、ローン残債が完済される |
八大疾病特約付団体信用生命保険 | ローン契約者が、「死亡・高度障害状態」か「三大疾病と糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎不全の八大疾病で所定の状態」になったとき、ローン残債が完済される |
※返済支援保険 | 病気やけがで就業できなくなった場合に、毎月の返済額とほぼ同じ金額を保険金として支払う保険 |
団体信用生命保険の保険料は、毎月のローン返済額に含まれています。
そのため、保険金は銀行から支払われます。
ただし、返済支援保険は団体信用生命保険ではないので、契約者が自分で保険料を支払います。
どこまで備えるかによって、保険の種類が変わるのは通常の生命保険と同じです。
また、入院や療養で保険金が支払われるものではないので、これに加入しても通常の生命保険は解約しないほうがいいでしょう。
対象となるのは、あくまでも住宅ローンの残債だけです。
万が一の時も、残された家族に負担をかけないようにできるので、不安がある方は申し込みを検討してみましょう。
どんな書類が必要?
申込には、どのような書類が必要となるでしょうか?
住宅ローンの申し込みに、必要な書類を一覧にしたので、確認してください。
用意する書類
- 運転免許証等、顔写真が付いた公的証明書
- 住民票謄本(世帯全員のもので、続柄の記載があるもの)
- 健康保険証
- 在留カード、特別永住者証明書
- 源泉徴収票(前年分もしくは直近3年分)
- 給与明細書(直近3か月分)
- 所得・課税証明書(前年分)
- 確定申告書(直近3年分)
- 納税証明書(前年分)
- 会社決算書(附属証明書を含む)
銀行で記入する書類
- 非提携住宅ローン借入申込書
- 個人情報の取扱に関する同意書
- 個人情報の収集・保有・利用・提供に関する同意書
- 損害保険商品のご提案にあたって
申込には、これらの書類が必要となります。
申込の際は、あらかじめ用意する書類に不足がないかを確認してから申し込みましょう。
また、場合によっては追加の書類が必要になることもあります。
まとめ
東和銀行の住宅ローンについて、解説しました。
これを読んでいただくことで、東和銀行で扱っている住宅ローンの特徴についてお分かりいただけたと思います。
金利プランが2つあるのですが、どちらのほうが有利になるかは借入金額や期間によって異なるでしょう。
まずは、シミュレーションを試してみることをおすすめします。