住宅の周辺には、駅や金融機関、ショッピング施設や学校など、さまざまな施設が点在しています。
また、購入を検討している投資用不動産のすぐ近くに、空港がある場合も考えられます。
では、空港の近くに不動産を購入することのメリット・デメリットには、一体どのようなことが挙げられるでしょうか?
今回は、投資用不動産を購入する際の“空港付近”という条件に焦点を当て解説していきます。
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空港の近くに投資用不動産を購入することのメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
飛行機の利用が楽
当然のことではありますが、空港の近くに不動産を購入すれば、飛行機の利用がとても楽になります。
入居者は飛行機で出張の機会が多い方などが考えられるため、例えば朝一の便に搭乗する場合でも、移動時間はほとんどかかりませんし、遠方への出張などで疲れて帰ってきても、すぐ家に到着します。
仕事の都合上、飛行機で移動することが多い方、旅行に出かける方が多い方などにとっては、特に便利だと言えますね。
飛行機が飛ばなければすぐに帰宅できる
空港の近くに投資用不動産を購入すれば、たとえ悪天候などで飛行機が飛ばなくなっても、入居者はすぐ帰宅することができます。
遠方から空港に訪れる場合、その場で飛行機が飛ばないことがわかったら、近くで宿泊施設を探さなければいけないことも考えられますが、空港の近くに住めば、その心配はありません。
忘れ物をしても取りに帰れる
空港の近くに投資用不動産を購入すれば、もし空港で忘れ物をしたことに気づいても、すぐに取りに帰れます。
空港を利用する際は、出張や旅行などで荷物が多くなる機会も多く、忘れ物もしやすくなるため、これは入居者の立場からするとありがたいメリットだと言えるでしょう。
資用不動産を購入することのデメリット
空港のすぐ近くの不動産におけるデメリットは、なんといっても“騒音”です。
離陸直後、もしくは着陸寸前の飛行機がすぐ近くを飛ぶため、これは致し方ありませんね。
ただ、空港付近の不動産では、その多くで騒音を小さくするための対策が取られています。
例えば、住宅に防音建具等を設ける等の対策ですね。
また、空港周辺には緑地計画が施されていて、これには騒音の緩衝材としての役割が期待されています。
つまり、空港の近くに不動産を購入しても、皆さんが思っているほど大きな騒音は聞こえない可能性が高いというわけですね。
まとめ
飛行機を頻繁に利用するという入居者の立場からすると、空港に近いという立地は身体的、経済的な負担を少しでも少なくしれくれます。
騒音が生活のストレスになることを危惧している方もいるかもしれませんが、通常の生活ができないほど、大きな音が発生する可能性は低いといえます。
もし、空港近くの物件を購入するか迷われている方は、複数の時間帯に内見を行い、騒音の程度は必ずチェックしておきましょう。