【投資用不動産】1階部分のみ店舗に貸し出すことのメリット・デメリット

不動産投資には、物件の2階より上の階を個人に貸し出し、1階部分のみを店舗に貸し出すという方法があります。

投資家の皆さんも、このような形になっている物件を見たことがある方はいるでしょう。

では、1階のみ店舗に貸し出すメリット・デメリットには、一体どんなことが挙げられるのでしょうか?

この記事は約5分で読めます。

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1階の貸し出し先となる店舗の種類

投資用不動産の1階部分のみを店舗に貸し出す場合は、以下のいずれかが貸し出し先になるケースが多いです。

  • スーパー
  • コンビニ
  • 飲食店

では、それぞれの店舗に貸し出すメリット・デメリットを順番に見ていきましょう。

スーパーに貸し出すメリット

投資用不動産の1階部分をスーパーに貸し出すことのメリットは、主に以下の通りです。

  • ファミリー世帯、単身世帯の両方に人気が出る
  • 治安が保たれる

ファミリー世帯、単身世帯の両方に人気が出る

投資用不動産の1階をスーパーに貸し出すことで、その物件はファミリー世帯、単身世帯の両方にとって便利なものになります。

ファミリー世帯の場合、1階にスーパーがあることは、家事や育児に忙しい主婦の方の味方になりますし、遅くまで営業しているスーパーであれば、単身世帯の方も利用しやすいからです。

つまり、投資用不動産のオーナーは、1階部分をスーパーにすることで、ターゲットの幅を広げられる可能性があるということです。

治安が保たれる

1階部分がスーパーになっている場合、基本的には夜まで人が頻繁に出入りすることになるため、ある程度物件の治安は保たれます。

つまり、他の入居者に安全な環境を提供しやすいということです。

また、後述しますが、スーパーはコンビニと比べて、若者などがたむろする心配も少ないです。

スーパーに貸し出すデメリット

スーパー

一方で、投資用不動産の1階部分をスーパーに貸し出すと、以下のようなデメリットも生まれます。

  • 人の多さを敬遠される可能性がある
  • 搬入車の音が響く

人の多さを敬遠される可能性がある

スーパーにおける人の出入りは、平日の夕方や休日などにピークを迎えます。

これは、治安が保たれることに繋がるのですが、一方で人の多さを敬遠して、その物件に住みたがらない方が出てくることにも繋がりかねません。

搬入車の音が響く

投資用不動産の1階をスーパーに貸し出すと、商品を搬入する際にエンジン音、作業の音などが響く可能性があります。

また、商品搬入の時間は、スーパーが営業していない朝方や夜になることもあるため、これが他の入居者の不満やトラブルに繋がることも考えられます。

コンビニに貸し出すメリット

マンション下のコンビニ(ローソン)

続いては、投資用不動産の1階部分をコンビニに貸し出すメリットを見てみましょう。

  • 学生や単身者に支持される
  • 1階部分が常に明るくなる

学生や単身者に支持される

投資用不動産の1階部分をコンビニに貸し出せば、その物件は学生や単身者に支持されやすくなります。

特に学生の中には、コンビニをよく利用する方や、生活リズムが夜型の方も多く、コンビニが決め手になり、入居してもらえるという可能性も十分あります。

1階部分が常に明るくなる

コンビニはスーパーとは違い、基本的には24時間営業しています。

そのため、1階部分にコンビニが入れば、常に明るい物件となります。

1人暮らしの女性などは、夜遅く帰宅する際、周辺が明るいかどうかを気にすることもありますから、これは大きなメリットと言えるでしょう。

コンビニに貸し出すデメリット

マンション下のコンビニ内

投資用不動産の1階をコンビニに貸し出す場合、オーナーは以下のようなデメリットがあることを留意しておきましょう。

  • 治安が悪くなりやすい
  • 声が聞こえやすくなる

治安が悪くなりやすい

コンビニは、スーパーと比べて若者がたむろしたり、待ち合わせ場所に使われたりすることが多いです。

そのため、他の入居者が夜外に出歩きにくくなる可能性はあります。

声が聞こえやすくなる

コンビニは夜中でも人の出入りがありますし、前で騒いでいる方がいることも考えられるため、話し声や笑い声などが他の住戸まで聞こえやすくなります。

あまりにも騒がしいと、空室ができてしまったり、コンビニ客と入居者のトラブルが起きてしまったりすることも考えられます。

飲食店に貸し出すメリット

最後に、投資用不動産の1階部分を飲食店に貸し出すメリットを解説します。

  • 店内で待ち合わせしてもらえる
  • 飲食店に長期間入居してもらえる可能性がある

店内で待ち合わせをしてもらえる

1階部分に入るのがカフェなどの場合、コンビニ同様待ち合わせ場所として使われることもあるでしょう。

ただ、カフェはコンビニとは違い、店内で待ち合わせをすることになるため、それほどその物件の治安が悪化することには繋がりません。

飲食店に長期間入居してもらえる可能性がある

美味しい飲食店が投資用不動産の1階部分に入れば、その物件の入居者も利用する機会が増えます。

そうなれば、飲食店の売上はアップし、長期間入居してもらえる可能性も高くなります。

飲食店に貸し出すデメリット

一方で、投資用不動産の1階部分を飲食店に貸し出すことには、以下のようなデメリットがあります。

  • ニオイが発生する
  • 害虫が発生しやすくなる

ニオイが発生する

貸し出し先の飲食店が、ニオイの出やすい飲食店の場合、他の入居者が嫌がったり、洗濯物にニオイがついてしまったりすることがあります。

また、これがトラブルの元となる可能性もあるため、注意しましょう。

ちなみに、ニオイが出やすい飲食店には、主に以下のような店舗が挙げられます。

  • 焼肉店、焼き鳥店
  • カレー屋
  • うなぎ屋 など

害虫が発生しやすくなる

投資用不動産の1階部分を飲食店に貸し出すことで、もっとも懸念されるのは、なんといっても害虫の発生です。

やはり食材を扱うところには害虫が寄ってきやすくなりますし、それを知っている方には入居してもらえない可能性も高いです。

今回の記事のポイントを整理!

投資用マンション

今回の記事のポイントは以下になります。

  • スーパーはファミリー世帯、単身世帯の両方に人気のある店舗
  • コンビニは学生や単身者、1人暮らしの女性などの支持が厚い
  • 美味しい飲食店が入れば、他の入居者、オーナー、飲食店全員にメリットがある
  • 店舗から聞こえる話し声や搬入の音がトラブルに繋がる可能性がある
  • 飲食店の一番の問題は害虫の発生

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!

 

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