【投資用不動産】入居者受けが良い設備がある物件を選ぼう

投資用物件を購入する際は、立地や価格、規模などさまざまなポイントを考慮して選ぶ必要があります。

また、“入居者受けが良い設備”が付いているかどうかも、不動産投資を成功させるにあたっては重要なポイントでしょう。

ここからは、入居者に評価される投資用物件の設備とはどんなものなのかについて解説します。

この記事は約5分で読めます。

万人受けする投資用物件の設備

まずは、万人受けする設備を紹介していきましょう。

ターゲットとなる層は関係なく、投資用物件を購入するなら、以下の設備が付いた物件を選ぶべきです。

モニター付きインターホン

これは、室内にいながら、テレビモニターを通して来訪者を確認できるインターホンです。

玄関ドアを開ける前に来訪者の顔をチェックできるため、防犯設備の1つとして、多くの入居者に重宝されています。

また、どの層にも需要がある設備ですが、特に1人暮らしの女性や子どもがいるファミリー世帯などには人気があります。

独立洗面台

これは、トイレや浴室と切り離された洗面台をいいます。

女性の人気が非常に高い設備ですが、独立洗面台であることのデメリットはほとんどないため、投資用物件を購入するのであれば、必ず付いているかどうか確認しましょう。

特に、独立洗面台に設置された鏡の裏や、シンクの下などに収納スペースがあれば、なお入居者受けは良くなります。

温水洗浄便座

これは、排便後に温水を噴射し、汚れを洗浄してくれる機械です。

“ウォシュレット”と呼ばれる機会も多いですが、これはあくまで商標であり、温水洗浄便座が正式な名称です。

温水洗浄便座も、あらゆる層から支持を得ている設備であり、中には設置されていないトイレでは用を足すことができないという方もいます。

また、これが付いているかどうかを最優先に物件探しをする方も多いため、不動産投資を始める方は、必ず設置済みの投資用物件を購入しましょう。

独立した浴室、トイレ

独立した浴室とトイレも、万人受けする設備の1つです。

「浴室とトイレが分かれているのは嫌だ」と考える方はそうそういません。

単身者向け物件の中には、浴室とトイレが一緒になっている物件も多いですが、少しでも入居者付けがしやすい物件を選ぶなら、独立しているタイプを選びましょう。

単身者に受けが良い投資用物件の設備

主に単身者に向けて、投資用物件を貸し出そうとする方は、以下の設備が付いている物件を選びましょう。

無料インターネット

単身者の方は、無料インターネットが付いているかを重視することが多いです。

特に、学生などの若い方にとって、ネット環境は必須であるため、投資用物件を購入する際は必ずチェックしましょう。

ちなみに、最近は新型コロナウイルスの影響でテレワークを行う方も増えているため、他の層がターゲットであっても、無料インターネット付きの物件を購入して損することはないでしょう。

ウォークインクローゼット

これは、衣類を収納し、かつ人が歩ける広さを確保したクローゼットです。

単身者の中でも、衣類やバッグ、アクセサリーなどをたくさん所有する女性がターゲットの場合は魅力を感じてもらえる可能性が高いです。

宅配ボックス

これは、入居者の代わりに荷物を受け取ってくれるロッカー型の設備です。

単身者の方は、ファミリー世帯などに比べて、家を留守にしている可能性が高いです。

そのため、宅配ボックスがなければ、荷物を1回の配達で受け取ることがなかなかできません。

宅配ボックスは、基本的にエントランスに設置されているため、単身者受けが良い投資用不動産を購入したい場合は、必ずチェックしましょう。

24時間利用可のゴミ捨て場

投資用不動産に設置されたゴミ捨て場では、基本的に深夜・早朝のゴミ出しをすることができません。

ただ、中には普段忙しい単身者の方に向けて、24時間ゴミ捨て可能なゴミ捨て場を設置している物件もあるため、単身者向けの投資用不動産を購入するならここもチェックしましょう。

ファミリー世帯に受けが良い投資用物件の設備

ファミリー世帯に投資用不動産を貸し出したい方は、以下の設備が付いた物件を購入すべきです。

追い炊き機能付きの浴槽

ファミリー世帯の中には、家族がバラバラの生活リズムを送っているというところも多いです。

ただ、追い炊き機能付きの浴槽があれば、いつでも温かいお風呂に入ることができ、オーナーとなる方は、このような投資用不動産を購入することで、ファミリー世帯の入居者を集めやすくなります。

アイランド型キッチン

これは、調理スペースやシンクなどが島のように独立しているタイプのキッチンです。

幼い子どもがいるファミリー世帯では、親御さんが子どもの様子を見ながら家事をする際に重宝されるため、投資用不動産購入時には、付いているかどうかチェックしましょう。

ホームセキュリティ

これは、センサーやカメラなどの機械が不審者の侵入、火災などの異常を察知し、警備会社に自動通報してくれるシステムです。

子どもや高齢の方がいるファミリー世帯は、家族の安全を守れる設備を重視する傾向にあります。

床暖房

これは、床の下に温水を流したり、電気ヒーターを設置したりすることで、柔らかい暖かさを生み出す暖房設備です。

導入している投資用不動産は決して多くありませんが、もし設置されている物件が見つかったのであれば、ファミリー向け物件として購入を検討しましょう。

ちなみに、冬場非常に寒くなるエリアなどでは、どのターゲットにも需要がある設備だと言えます。

今回の記事のポイントを整理！

今回の記事のポイントは以下になります。

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう！