【投資用不動産】不動産投資における失敗のパターン7選

【投資用不動産】不動産投資における失敗のパターン7選

これから投資用不動産を購入しようと考えている方は、期待と不安が入り混じった複雑な感情を持っていることでしょう。

また、「不動産投資の失敗にはどんなパターンがあるのか?」ということが気になる方もいると思います。

ここからは、よくある不動産投資失敗のパターンを7つほど紹介しましょう。

この記事は約5分で読めます。

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不動産投資における失敗のパターン

不動産投資における失敗のパターン

不動産投資は、成功すれば安定した利益が得られる素晴らしいものですが、失敗すると経済的にも精神的にも、そして体力的にも負担が大きくなります。

よって、以下のような失敗をしないように注意しましょう。

  • 有識者の意見を鵜呑みにしてしまう
  • 甘い予想を立ててしまう
  • 投資スタンスを明確にしていない
  • 利回りだけを見てしまう
  • 入居者選びが適切でない
  • タイミングを間違える
  • 節税のことばかり考えてしまう

有識者の意見を鵜呑みにしてしまう

「知人に勧められたから」「同僚が不動産投資をしていて自分もやりたいと思ったから」という理由で、不動産投資を始めるというケースは少なくありません。

ただ、自身にまったく知識がない状態で、このような有識者の意見ばかりを聞き入れるのは危険です。

例えば、「このような物件を購入すれば良い」「このようなスタンスで投資すれば良い」といった助言はあくまで参考にする程度でとどめておき、最終的な判断は必ず自分で下しましょう。

また、そのためには、投資用不動産の選び方、不動産投資の仕組みなど、最低限の知識は身に付ける必要があります。

甘い予想を立ててしまう

甘い予想を立てて投資用不動産を購入した場合も、失敗してしまう可能性は高くなります。

例えば、購入しようとする投資用不動産の近くに、大学があったとします。

この場合に、「大学の近くだから、学生の入居者が集まる」と考えるのは一般的な考え方ですが、これは決して100%ではありません。

周辺に競合物件が多かったり、購入する物件の賃料設定が高かったりする場合、なかなか入居者は集まらないでしょう。

このような物件を購入する場合は、自分にとって都合の良い予測ばかり立て、冷静な判断ができなくならないように注意すべきです。

投資スタンスを明確にしていない

不動産投資には、“投資スタンス”というものが存在します。

例えば、“低リスクで安定した収入を得たい”というスタンスの方は、区分物件を購入すべきですし、“ハイリスクでも利益を追い求めたい”という方には、一棟物件の購入が向いています。

しかし、不動産投資を始める方の中には、このようなスタンスを明確にしないまま、投資用物件を購入してしまう方が少なからず存在します。

投資用物件は非常に高額な買い物であり、理想と違うからといって、すぐ次の物件に移れるわけではありません。

利回りだけを見てしまう

利回りだけを見て失敗するというケースも、不動産投資ではよくあります。

確かに、利回りはその投資用不動産の収益性を判断する重要な指標です。

ただ、それはあくまで購入時点の利回りであって、他にもさまざまなところをチェックしなければ、高利回りを維持することはできません。

例えば、購入を検討している投資用不動産に、同じ物件の住民とのトラブルを頻繁に起こす入居者がいるとします。

この場合、利回りの良さだけを見て購入してしまうと、いざ不動産投資を開始すると同時に、次々と退去者が出ることも考えられます。

空室が増えると、当然利回りは下がってしまいますし、初期費用を回収するまでの期間も長くなってしまいます。

入居者選びが適切でない

初めて不動産投資をする方の多くは、投資用不動産の購入直後、すぐにでも入居者を集めたいと考えるでしょう。

しかし、空室さえ埋まれば、入居者はどんな属性でも良いというわけではありません。

例えば、過去に賃料の滞納履歴がある入居者を集めてしまうと、なかなか賃料収入は増えない可能性があります。

最悪の場合、賃料を滞納したまま行方不明になってしまうことも考えられます。

不動産投資における入居者付けの業務は、基本的に管理会社に委託することになりますが、どのような属性の入居者なのかについては、オーナー自身も必ず確認しておきましょう。

また、たとえ空室が埋まっていない状況であっても、属性によっては入居者を断ることも必要です。

タイミングを間違える

不動産投資には、始めるのに適したタイミングが存在します。

例えば、1~3月は新生活に向けて住まいを探す方が増えますし、9~10月には人事異動に伴う転勤が多くなるため、入居者を集めやすく、不動産投資を始めるには適したタイミングとされています。

逆に、暑さが厳しくなる7~8月、忙しい方が増える11~12月などは、あまり入居者が集まらないため、不動産投資を始める時期としては向いていません。

したがって、たとえ条件が良い投資用不動産が見つかった場合でも、タイミングを考えずに飛びつくのは控えましょう。

節税のことばかり考えてしまう

不動産投資を行えば、所得税や住民税の節税に繋がります。

これは、減価償却で作った会計上の赤字を損益通算し、所得を圧縮できるからです。

しかし、節税のことばかり考えてしまうと、不動産投資は失敗しやすいので注意しましょう。

節税効果は、それほど長く続くわけではありませんし、いずれ黒字転換したら、賃料収入からの節税は見込めなくなります。

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不動産投資に失敗する人って?

不動産投資に失敗する人って?

不動産投資に失敗する方は、必ずといって良いほど以下の特徴を持っています。

  • 学ぶ姿勢が足りない
  • 悪い面を見ない

学ぶ姿勢が足りない

不動産投資では、管理会社に業務を一任できますが、不動産の知識がまったくない場合は成立しません。

また、失敗しても学ぶ姿勢がなければ、同じような失敗を何度も繰り返してしまいます。

悪い面を見ない

不動産投資で成功するには、利益のことだけでなく支出のことも考えなければいけません。

また、投資用不動産購入時は、メリットだけでなくデメリットとも真摯に向き合う必要があります。

そのため、不動産投資の良い面ばかり見る方は、必然的に失敗しやすくなります。

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今回の記事のポイントを整理!

【まとめ】【投資用不動産】不動産投資における失敗のパターン7選

今回の記事のポイントは以下になります。

  • 不動産投資は自分の意思で判断しないと失敗する
  • 収支予想や入居者選び、投資する時期選びは慎重に
  • 不動産の節税効果は長くは続かない
  • 不動産の知識がある程度なければ、不動産投資は成立しない
  • 不動産投資をするなら良い面だけでなく悪い面も見るべき

以上のポイントはしっかりと頭にインプットしておきましょう!

 

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